1.想定する対象者
(1) 職場等に馴染めず、離職を考えている若者。
(2) 漠然と離転職に関する相談を希望して来たが、離職後の職業生活設計等が不明確な若者。
但し、35 歳以上でも離転職の多い人や上記と同様の人には使用可能です。
それでは、活用事例を見てみましょう。
*キャリアコンサルタントが今後の研磨に生かすための、作成途中の事例記録
相談者情報:Aさん・女性・26歳
略歴:大学卒業後、人材派遣会社のリクルーターとして勤務後、自身も派遣社員の期間を経て広告会社に転職。
相談者の話した内容
カッコ内はキャリアコンサルタントの発言
今の仕事を退職しようか迷っています。正直、待遇はまぁまぁいいのでなんとなく続けてきたのですが、このままやっていていいのかなと最近になって疑問に思うようになりました。
(このままやっていていいのかなと疑問に思っていて、今のお仕事を退職しようかと迷っているのですね。迷っているお気持ちについてもう少し聞かせていただけますか。)
はい。まだ決めたわけではないので、迷っているという感じなのですが、いずれにしても結婚や妊娠などがあれば辞めてもう少し楽な仕事に転職しようかなとは思っていたので、派遣社員などですね。もともとは短期の派遣社員をしていたので、その頃のほうが楽だったなと思いまして・・・。
(派遣社員で働いていた頃のほうが楽だった。今は楽ではないとお感じですか。)
そうですね。一応、ノルマがありますし、残業も多いので楽ではありません。その分、派遣社員に比べれば待遇はいいのでそれでなんとなく続けてきましたが、ちょっとこのまま続けるのもどうなのかな、と思っていて・・・。
(待遇はいいのでなんとなく続けてきたけれども、このまま続けるのも・・・どうなのかなと思うのは、将来に対してなにか思うところがあるのでしょうか。)
いえ、具体的になにがというのはないのですが、ちょっとそのあたりも含めてアドバイスをいただいてから退職をしようかなと思っています。
(将来的なことを具体的に考えているわけではないけれども、なんとなく続けていくのもどうかなと思っているのですね。それでは、まずは退職に対するお気持ちや将来に向けたお考えを整理するためにこちらのシートに一緒に取り組んでみませんか。こちらは、「離職レディネスチェックシート」といいます。)
※キャリアコンサルタントは一定の関係構築ができたこと、また、アドバイスを求めること(主体性の低下)に注目し、ツールを活用した共同作業を提案した。






