事例の解説
雇用環境チェックシート(Employment Environment Check sheet=EEC)を活用した事例です。
相談者からは雇用環境上の問題と、それに対する自分の気持ちが語られています。特に、有給休暇に出勤したエピソードは相談者の内面に深く残っている気持ちのようです。
相談内容を整理すると次のようなポイントがあげられます。
・仕事が合っていないと感じている。
・残業が多く体力的にも続けていけるのか不安。
・有給休暇にも出勤したことがありもう嫌になってしまった。
・この年でまだ現場店長では、将来のキャリアも望めない。
・目標を達成したところで給料に反映されるわけではない。
以上のポイントを踏まえ、キャリアコンサルタントは職番環境と相談者のキャリアを総合的に見つめ直すきっかけとして、雇用環境チェックシート(Employment Environment Check sheet=EEC)の活用を提案しています。
雇用環境に対しての不満と、自分のキャリアに対する考え方を明確にすることで、仕事環境による問題と、仕事の適性に対する考え方を整理しながらキャリアコンサルティングを進めていくことが期待されます。
冒頭で語られた「仕事が合っていない」と感じる気持ちは、職場に対する不満や将来キャリアに対するものを含んだ気持ちとして語られています。相談者の仕事に対する純粋な価値観や適性をしっかりと棚卸して、理解を深めていくことで主体的な意思決定ができるように支援していきましょう。
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