事例の解説
この事例は比較的短い期間に離転職を繰り返す相談者の例です。相談者は未経験のことにチャレンジするもうまくいかないと感じることで周囲への申し訳なさを感じています。そこでまた転職を考えはじめましたが、具体的な転職のプランを考えているわけではないようです。
ひとつめに提案したいツールは、「離職レディネスチェックシート(Early separation Readiness Check sheet=ERC)」です。
[キャリアコンサルタントからの提案]
(まだ具体的に考えてはいないけれど、経理の仕事以外を考えている。販売系のお仕事に戻ることも考えているのですね。一度、退職に対する気持ちを整理してみませんか?こちらシートは「離職レディネスチェックシート(Early separation Readiness Check sheet=ERC)」と言います。・・・)
また、今回の相談者は仕事や自分に期待されていることの意味を理解するも重要です。
「仕事と楽しく付き合うためのキャリアコンサルティングチャート」を活用して、会社・組織の目線で考えることや「ジョブ・カード様式1作成ワークシート」を活用して、自分の価値観や今後の働き方、仕事への向き合い方をもう一度見つめ直してみることもできるかと思います。
キャリアコンサルタントは離職を無理に引き留めるのではなく、どうしても目の前のことで視野狭窄になってしまいがちな若年層の考え方を理解し、受け止めながら、新しい発見を共にする役割があります。その発見こそが今後の相談者の生き方や仕事への向き合い方にとって非常に重要な資源になることでしょう。
***本記事のキャリアコンサルティング技法・ツールの活用事例は以下の書籍で詳しく解説されています。***
キャリアコンサルタント・キャリアコンサルティング: 支援ツールの理解と活用事例
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