▮ 大きな復唱・要約
クライエントの話を正確に復唱・要約すると、クライエントから「はい、そのとおりです」という反応が得られると思います。そのままクライエントが話を続ける場合もありますが、多くの場合、キャリアコンサルタントからなんらかの質問をしなければ面談が進みません。
復唱、要約まではできるものの、質問が出てこず・・・「えっと・・・そうですね・・・」と行き詰ってしまうことも多いかと思います。
そんなときには、ここまでの面談を振り返ってみましょう。通常、面談中の復唱・要約は、CL発言A→CC応答A→CL発言B→CC応答B・・・というようにクライエントからの発言の都度、復唱・要約して確認します。面談に行き詰ったときには、ここまでのCL発言を振り返ることでお互いに理解を深めることが大切です。
CL発言D→CC応答D「〇〇ということですね。(直前の内容を復唱・要約)」・・・「ここまでのお話を振り返ると、A・B・C・Dということですね?」
もしくは、
「ここまでのお話を振り返ると、A・B・C・D、ということですが、他にもお話いただけることはありますか?」
このように面談全体を振り返ることで、今回の相談で最も伝えたかった気持ちをあらためて確認し、キャリアコンサルタントに正しく伝わっているのか、他にもまだあるのかを考えることができます。
▮ 気持ちの変化を確認

また、面談がある程度進行している後半の場面であれば、ここまでの面談を振り返ったうえで、面談冒頭から今にかけての気持ちの変化を確認することも大切です。
「最初のお話では〇〇とおっしゃっていましたが、この面談でお話をしてみて、今のお気持ちはいかがですか?」
「本日のご相談は〇〇ということでお話いただきましたが、お考えやお気持ちの変化はありますか?」

面談の中での復唱・要約は読点「、」です。これに対して、面談全体を振り返り、あらためて確認を行うことは句点「。」にあたります。
クライエントに寄り添って、その瞬間に応答していく読点と、キャリアコンサルタントが場面に区切りをつける句点を使い分けてみましょう。






