実技面接「キーワード」の見つけ方(セカンドキャリアに悩む相談者)の解説編です。
*感情語や表現の取り方は人によって解釈がさまざまあります。解説はひとつの例として参考にしていただければと思います。
キーワード
①感情語
悩んでいる。肩の荷が下りた。自分のことを考えてもいい。家族・子供のため。家庭を犠牲にしたかもしれない。張り合いが感じられない。生きがいがわからない。
②繰り返されている言葉
張り合いがない。
生きがいがわからない。
③気持ちと相反する言葉
どうせ家族もいない、自分のことを考えてもいいという言葉の一方で、自分はなにをしたいとか、なにを生きがいにしたらいいのかわからないという言葉。
解説
ポイントは、来談時の発言「セカンドキャリアを考えている」=主訴ではないということです。これは相談の概要には含まれますが、クライエントが最も訴えたい気持ち、繰り返されている表現は別にあります。
それが「生きがい」です。
クライエントは家族を生きがいに仕事をしてきました。家族を中心に、物事を考え、判断してきました。クライエントの主体性を支えていたのは家族でした。
クライエントは当初「自分のことを考えてもいい」「セカンドキャリアを考えたい」と来談しました。
しかし、これが本当に訴えたいことであれば、わざわざ相談にはきません。それができないから相談にいらっしゃったわけです。クライエントが繰り返し訴えっているのは、生きがいを失ったという気持ちです。
キャリアコンサルタントはその気持ちに気づき、しっかりと寄り添いながら、主体性を回復するかかわりを展開していくことが必要になります。
まもなく国家試験を控える方は、ロープレ実践を重ねて確実にキーワードを捉える力を身に着けていきましょう。






