5不足+1(思い込み)
クライアントの問題は大きく5つの「不足」で把握をしていきますが、どのテーマにも共通することが思い込みによる問題です。
自己理解/仕事理解が不足しているから、「こうしなければならない」と思い込んでいたり、コミュニケーションが少ないために「相手はきっとこう考えている」と思い込んでしまい、クライエントが問題を抱えて込んでしまっている状態です。
開かれたくない場所
これはすべての問題把握において共通することですが、クライエントの問題はクライエント自身には見えていないか、もしくは無意識に抑圧している開かれたくない場所であることもあります。
問題との向き合い方、取り扱いにくれぐれも注意が必要です。
自己理解が乏しく、高望みな転職を繰り返しているクライエントがいたとします。しかし、「あなたは自己理解が足りないのでもっと自分のことを知ることでアンマッチを解消できるかもしれませんよ」と、こう受け取られてしまうようなメッセージ、表現、態度は決して望ましくありません。
問題はキャリアコンサルタント側が面談を進めていく上でのひとつの目安です。ただ、キャリアコンサルタントが切り出した問題と実際にクライエントの内面で起こっている問題とは必ずしも相関するとは限りません。経験とキャリアを積んだキャリアコンサルタントであっても、初期に見立てた問題とは別の糸口で解決に向かっていくことは非常によくあることです。
クライエントを誘導するのではなく、クライエントの歩幅と進みたい道に寄り添っていくのが私たちキャリアコンサルタントのあるべき姿ではないかと思います。
ポイント
・「問題」は開かれたくない場所にある
・誘導するのではなく寄り添っていく姿勢






