ホールのポイント
✔ キャリアをプロセス、経験の連続
✔ キャリアは行動と態度から構成、主観的・客観的に捉える。
✔ プロティアンキャリア(変幻自在)
✔ キャリアは本人が評価するものである。
ホールの理論
ホールの理論で最も特徴的な考え方は、キャリアはひとつの組織の中で長く形成していくものではなく、組織に依存せずに個人によって変幻自在(プロティアンキャリア)に形成されるものであるとしたことです。
これは現代日本でも起こっている終身雇用の崩壊とキャリア自立のテーマに通ずる原点ともいえる考え方です。さらにホールは、キャリアを収入を増やすことに加えて働く意味や目的の追求、そして学習意欲を重要視することを強調しました。
プロティアンキャリア
プロティアンとは古代ギリシャのプロテウス神からきた言葉で、変幻自在であることを示しています。常に学びを続けることで、人生やキャリアの方向性を再構築していく能力のことを言います。
さらに学習を継続することはモチベーションの創出と共に自らの価値を見出して、目的とゴールを達成する心理的成功のインサイトになることも説明しました。
キャリアを評価する
さいごに、従来のキャリアは組織(雇用者)によって評価されるものでした。一方でホールはこれに異を唱え、キャリアは自らが評価するものであり、その成功を定義するのも自分であるとしました。
キャリアコンサルタントの仕事の意義にも重ね合わせられる非常に重要な考え方を示した理論ですので、しっかりと抑えておきましょう。






