「根拠」と共に回答する
口頭試問に回答するときに意識したいのは根拠です。
「〇〇ができました。」とだけ回答しても悪くはありませんが、主観的な感想に留まってしまい、キャリアコンサルタントに求められる客観的理解に足りない印象を与えます。
必ず根拠とセットで回答するようにしましょう。
理想的な回答の流れは根拠(なぜそう言えるのか)→だから〇〇ができたです。例えば、傾聴ができたと回答するのであれば、なぜ傾聴ができたと言えるかその根拠を示すことが重要です。代表的な傾聴の効果はラポール形成やカタルシスです。それが得られたと言えるクライエントの反応が根拠になります。
回答例
回答例をいくつかご紹介します。
(回答例①)
「面談開始後7分頃にクライエントから上司に対する本当の気持ちが語られる場面がありました。このことから、基本的な傾聴やかかわり姿勢によってラポールの形成ができたと考えています。」
(回答例②)
「関係構築をすることができました。後半、クライエントから、悔しい思いを感じていることをお話いただいたのは、信頼関係が深まったためであると思います。」
(回答例③)
「クライエントから、職場への不満があること、一方で仕事を辞めることには不安が大きいため我慢するしかないというモヤモヤする気持ちをお話いただき、葛藤する気持ちに寄り添って面談を進めることができました。」
口頭試問に関しては加点項目の位置づけになりますので、減点はないとされています。ただし、口頭試問の回答が15分のロープレ評価に影響を与える可能性はあります。面接がうまくいったとしても、口頭試問で倫理観を疑われる発言があれば当然ながら面接試験の評価は見直されます。
逆に、面接がうまくいかなくても、口頭試問で客観的に理解ができていることが伝えられれば挽回ができます。
面接+論述とあわせてしっかりと口頭試問対策をして試験に臨みましょう。






