今後の進め方は15分の面談でプロセスがどこまで進行しているのかによって回答を考えます。次の面談プロセスを確認してみましょう。
プロセス1.リレーションづくり
プロセス2.相談内容・来談背景の確認
プロセス3.気持ちや考えの確認
プロセス4.主訴の共有と問題把握
プロセス5.問題解決に向けたかかわり
ロープレではプロセス1~3まではできていると仮定しますので、プロセス4(問題把握と主訴の共有)プロセス5(解決に向けたかかわり)が今後の進め方の中心になるかと思います。
ロープレをしながらクライエントの状態をみて、面談がどこまで進行しているのかを正しく評価できるようにしましょう。
例えば、プロセス3で気持ちや考えを聞けたのであれば、その上で今後は「ご相談にいらっしゃった主訴を明確にして面談を進め、問題把握」をしていくことになります。
回答例①
「今後は解決に向けたかかわりによって、クライエントの気づきをさらに深めていくかかわりを展開します。今回の面談ではリレーションをつくり、受容と共感によってクライエントが感じている率直な思いを聞くことができました。今回形成したラポールを維持しながら、クライエントの自己理解を深める質問によって問題が解決された状態を明確にしていきます。」
解答例②
「クライエントの問題はコミュニケーションがされていないことと、仕事理解の不足であると見立てました。今後はまず、ラポールを維持・強化しながら周囲とのコミュニケーションをうながすかかわりを展開します。そして、仕事理解を促進するためにこれまでの仕事の棚卸をしていき、クライエントの経験、強みや弱み、価値観などを明確にして主体的な意思決定ができるように支援します。」
場面構成では常にプロセス1のリレーションづくりは進行しています。クライエントに寄り添い、受容と共感を示す姿勢でかかわりながら、次のプロセスに進めていくことを忘れないようにしましょう。






