解説
今回の事例では相談の概要のうち主訴をどう取るかが非常に重要になります。
問題解決傾向にある方は「転職をしようと思う。」を主訴にとってしまう場合があります。これは相談の概要にはあたりますが、悩みの本質ではないのですよね。
最初のキャリアコンサルタントの応答以降のクライエントの話をもう一度確認してみましょう。
いよいよクライエントから不満の思いが吐露されている場面です。ここでは事実関係に乏しく、クライエントの考えが「~つもり」という言葉で繰り返されています。繰り返されている表現というのは問題を把握するための重要な手がかりです。「~つもり」に続くのは、「なのに」です。
「なのに、会社はわかってくれない。」
「なのに、思ったようにいかない。」
このようにして人は悩みを深めていきます。応答すべきはこの思いです。






