解説
このクライエントの場合、相談の冒頭に「気持ち」について語っていることが注目すべきポイントです。キャリアコンサルタントは前半部分で事実関係を確認し、後半で気持ちに対する応答をしています。
今回のクライエントの問題はどのように見立てられるでしょうか。
ひとつには、正社員という【名詞】にこだわりが強く、どのように働きたいとかどんな仕事をして活躍したいというような【動詞】で語られていないことです。つまり、仕事理解が不十分と言えます。そのため、正社員になりたいという気持ちが先行するものの、企業側から見るとなぜ正社員として雇用をするのかその後の働き方が見えてこないのですね。
クライエントにはしっかりと企業側の目線を養っていく必要性が感じられます。そのためには、まずはお気持ちを丁寧にうかがってラポールを形成しながらも組織目線で気づきを得られるようにチャレンジをしていく方針が立てられるかもしれません。
問題の取り方や方針の立て方はキャリアコンサルタントそれぞれに感じたことを見立てていきますので、あくまで一例として参考にしていただければと思います。







